2005-01-01から1年間の記事一覧

ディアスポラ

読み終わったの2週間前だけど、一応。前半って要するに「例え話byイーガン用語」でしかないので、ふつうに読めました。認知心理学とか知らんでも、ピンカーとかあのへんのわかりやすい本を少しでも読んだことあれば問題ナッシングです。ただ、舞台が宇宙に移…

「恐怖の存在」

前作「プレイ」下巻で、物語をコーマン映画のようなグダグダB級モンスター映画(ナノマシンの話だと思って読んでたら、実は「ボディ・スナッチャー」でしたぁぁぁぁあ!いやホント、腰が抜けた。)にシフトして読者を爆笑の渦に巻き込んだクライトンの新作で…

ドン引き

http://www.walkerplus.com/movie/news/news2132.htmlあ〜、「人生狂騒曲」でジョン・クリーズがそういうネタやってたな。セックス実演授業。現場のドン引き具合を想像すると笑えるんだが、ぶっちゃけ、今回のカンヌからクロさん、なんかはじけてるような気…

ハートフル・コメディ

山形浩生さんのrumorで紹介されてた「シャイニング」の偽予告編(10M弱)を観て、死ぬかと思った。笑って。すげーなー。キューブリック、こんなハートウォームな映画撮ってたんだ。知らなかったよ。俺が観た「シャイニング」って、どうやらぼくのねじまがっ…

セブンソード

妙だ。首はゴロゴロ転がる。足はざくざく切断される(丸太)。そんな物理的切断でいえば最近の映画では並なんだけど、んが、そこから血液がどばっと飛び散ることはない。というか、ほとんど流れない。丸太はやっても地は流れない、ってすげえ変な抑制の仕方…

ドミノ

そろそろ公開なのでドミノのキーワードを作る。

ガルシアマルケス

ぼくはオタクなので、ファッションに疎い。ブランドとか全然知らない。電車男がエルメス知らなかったみたいに。ほとんどはユニクロか無印の服で、かろうじてブランドといえるのは、店頭でかっちょいいなーと見た目で衝動買いしたポール・スミスのシャツとコ…

恋人たちの病院

俺の斜め前のベッドで恋人たちがむつみあっている。あまりに不快なのでカーテンを閉めたが、「あふん」「いやん」という女性の声が部屋に響く。バールのようなもの、をふるって黒沢清の映画の凶悪モードな役所広司のように無表情+鈍器の黄金分割で撲殺した…

アイソレーテッド

いま、どこにいるかというと医科歯科なのだ。連休中、わたしは毎朝御茶の水に通い、血をとっては白血球の下がり具合を診てもらっていた。そして日曜日、値は当然顔で3桁になった。 保護入院というやつである。その場で。 そのとき、ぼくの鞄のなかにあった…

「ハリケーンは女の名前にしてほしいね(アビス)」

http://www.asahi.com/international/update/0922/009.html まあ、「リタ」の記事。ハリケーン近づいて大変、みたいな。しかし米国立ハリケーンセンター、って凄いな。激しそうな職場だ。我々も対抗して国立台風クラブ、とか作ったらいいんじゃないでしょう…

頭文字D

わたしは車に興味がない。大学出るまでセダンとハードトップの違いも解らなかった。だから告白するが、グランツーリスモの車種データの違いは何が面白いのだかさっぱりわからない。というのも、いやそれが趣味の人には本当に申し訳ないしあくまで個人的な妄…

「ホーリーファイアー」に「老人貴族」ってあったけど

というわけで、みなさんがスネーク老人化して萌え〜、とか言っているあいだ、私は病院で抗癌剤入れられてげーげー1hごとに吐いて吐き過ぎて喉を痛めていたわけで、いまmixi日記を「スネーク」とか「MGS4」とか「オタコン」とかいう単語で巡回して片っ端から…

退院した

↑から数時間後、先生が一言「退院」。だからファミ通見たよ。動画見てねえよ(56kだから、ウチ)。あれ、スネークじゃない。いくら老けたいうても目つき違う。じゃあ誰か、と言うとジョン・カーペーンターです。嘘だ言うなら「恐怖の詩学」の表紙見てみい。…

世間は俺をおいて動いていく

入院中につき、TGSにもかかわらず、メタルギア情報はここにはありません。飲まず食わず五日間吐き続けてたった3キロしか体重が減ってくれませんでした。ちえっ。しかし都心の大学病院の看護婦さんはなんで可愛いひとがおおいのか。やはり寮があると若いひと…

川井憲次と言えば

この人は「偽なんたら」を(特に押井作品で)作曲する名人でもあるわけですが(個人的には「御先祖様〜」の偽軍艦マーチが最高傑作)、「容疑者 室井慎次」のオープニングを聴いて、笑ってしまった。川井さんの「偽軍艦マーチ」みたいな「踊る」スタッフの「…

入院に備えて

月曜から再び薬を入れるので、入院に備えていろいろと買い込む。今回は組織を殺すための「攻め」の薬なので、ローテがきつい。アメリカで2年前に発表された論文に基づいたプロトコルなのだけれど、2年前ということはつまり生命予後の追跡レポートもが2年ぶん…

情報が遅い俺

IGの「BLOOD+」って、音楽マンシーナなのか・・・「音楽プロデュース」のジマーは何やんのかね。マンシーナって、「スピード」こそジマー臭いけど、「ツイスター(燃えサントラ。スコア盤は傑作)」以降は堂々とした曲を書いてて、けっこうメディア・ベンチ…

アドベントチルドレン

「アドベントチルドレン」の映像がそこそこ見れるどころかけっこういいものになっていて(プロモで見る限りね)、数年前の「ファイナルファンタジー:ザ・ムービー」がいま見るとやはりキツいのは、単純に技術が進歩したということなのかしら。きっと違う。…

コンスタンティン

あれれ、字幕がリニューアルと言ってもいいほど修正入ってる。ガブリエルの「自業自得ね」は「救いはない」になってるし、「絶対に女のためじゃない」は「ほとんど女のためじゃない」になってる。なによりガブリエルたんが「お前たち」とか言う割に「ですね…

「ネギま!」ファンとどうこうとかありましたが、

山本麻里安の「お散歩ハウス」で菊地さん、作詞してんじゃん(笑)。けっこうびっくりした。 というわけで、「CDは株券ではない」を買ってきた。

純正律

最近、純正律に興味を持ったのでネットでいろいろ調べて、面白そーだなー、とか思っているのだけれど、いろんなところを読んでいて、どうしても気になってしまうのが、純正律寄りで紹介している人たちの文体なのだ。 というのも、現在一般に広く使われている…

興行師たちの夏

掲示板で知った。渡辺文樹の新作が、いつものように、そうであるべきであるように、そうでしかありえないように、日本の片隅で、ひっそりとゲリラ的に公開されはじめたらしい。題名は「御巣鷹山」流星ゲマインシャフトさま「渡辺文樹監督作品の謎」あれを体…

おかえりなさい、ミス・クロマ

カムアウトします。キーワード、「黒丸尚」の吉野屋ネタを書き込んだのは私です。若かった・・・あの頃は。ありがとう、id:itaさん。

「ピルクスの審問」

レム原作。「宇宙飛行士ピルクス物語」の一編「審問」を原作にしているが、実は読んだことない。ただ、レム原作という先入観だけが頭にあった。宇宙飛行士アンドロイドの実証試験を依頼された我らがヒーロー、ピルクス中佐。険しい高山を極める冒険者の休日…

アエリータ

というわけで「ソビエト映画回顧展」に行ってきたのだった。目当ては「アエリータ」と「ピルクスの審問」。「アエリータ」は「ソビエト映画史上初のSF映画」と回顧展のページはあるけれど、厳密にはあんまりSFではない。なぜかというと、これ、舞台がまず制…

『劇場版 xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢』

ストーリー 電脳ハッキングを引き寄せてしまう公安部員トグサ(演:四月一日君尋)は、対電脳ハッキング耐性を持つバトー(演:百目鬼静)と、かれらの女主人であるモトコ(壱原侑子)とともに、情報屋キムの住む洋館を訪れる。しかし、そこには恐るべき罠が…

深夜のコンビニにて

しばらく病院に入っていただけで、世の中はすごいことになっているのだなあ。食玩の棚にすごいもんがあってド肝抜かれた。 「ポルノ惑星のサルモネラ人間」フィギュア」 七瀬とかそういうんじゃなく、いきなりこれか。誰が買うんだ。あと、ガチャガチャで「…

ミリタリーゴシック

海外の方から白い目で見られる我が国のコスプレ趣味、ナチ制服、がある。うる星やつら2:ビューティフル・ドリーマーの「海外版」DVDには、日本の物とはまったく別に、独自に録りおろした押井コメンタリーが入っているのだけれど、アメリカ人(と思われる)…

大塚英志+杉浦守「オクタゴニアン」角川書店

学生だったころよくやるオタの駄話で、確か発言したのは私自身だったような気がするが、「ザ・ロック」を観たあとだったか、「『皇居ダイハード』ってアリじゃね?」というキワドくもくだらなすぎる冗談を語っていた記憶がある。内容はあってなきがごとしで…

「ローレライ」再見

さて、DVDで「ローレライ」を見直してみた。相変わらず問題山積みな映画だった。そういえばこの前、職場のボードに「日本沈没 宣伝会議○FXXX会議室」とか書いてあったなあ。どうでもいいけど。さて、「イージス」を観たとき思ったのは、しっかり「映画」にな…