2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「ピルクスの審問」

レム原作。「宇宙飛行士ピルクス物語」の一編「審問」を原作にしているが、実は読んだことない。ただ、レム原作という先入観だけが頭にあった。宇宙飛行士アンドロイドの実証試験を依頼された我らがヒーロー、ピルクス中佐。険しい高山を極める冒険者の休日…

アエリータ

というわけで「ソビエト映画回顧展」に行ってきたのだった。目当ては「アエリータ」と「ピルクスの審問」。「アエリータ」は「ソビエト映画史上初のSF映画」と回顧展のページはあるけれど、厳密にはあんまりSFではない。なぜかというと、これ、舞台がまず制…

『劇場版 xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢』

ストーリー 電脳ハッキングを引き寄せてしまう公安部員トグサ(演:四月一日君尋)は、対電脳ハッキング耐性を持つバトー(演:百目鬼静)と、かれらの女主人であるモトコ(壱原侑子)とともに、情報屋キムの住む洋館を訪れる。しかし、そこには恐るべき罠が…

深夜のコンビニにて

しばらく病院に入っていただけで、世の中はすごいことになっているのだなあ。食玩の棚にすごいもんがあってド肝抜かれた。 「ポルノ惑星のサルモネラ人間」フィギュア」 七瀬とかそういうんじゃなく、いきなりこれか。誰が買うんだ。あと、ガチャガチャで「…

ミリタリーゴシック

海外の方から白い目で見られる我が国のコスプレ趣味、ナチ制服、がある。うる星やつら2:ビューティフル・ドリーマーの「海外版」DVDには、日本の物とはまったく別に、独自に録りおろした押井コメンタリーが入っているのだけれど、アメリカ人(と思われる)…

大塚英志+杉浦守「オクタゴニアン」角川書店

学生だったころよくやるオタの駄話で、確か発言したのは私自身だったような気がするが、「ザ・ロック」を観たあとだったか、「『皇居ダイハード』ってアリじゃね?」というキワドくもくだらなすぎる冗談を語っていた記憶がある。内容はあってなきがごとしで…

「ローレライ」再見

さて、DVDで「ローレライ」を見直してみた。相変わらず問題山積みな映画だった。そういえばこの前、職場のボードに「日本沈没 宣伝会議○FXXX会議室」とか書いてあったなあ。どうでもいいけど。さて、「イージス」を観たとき思ったのは、しっかり「映画」にな…

ミラーマスク

そういやデイブ・マッキーンの「ミラーマスク」は日本で公開してくれるかなあ。ジム・ヘンソン・カンパニーだし、ニール・ゲイマン脚本だし、それなりにファンはいると思うんだけどなあ。http://www.apple.com/trailers/sony_pictures/mirrormask.html

東京ファンタで

「ナチノイ・タゾール(予告編:http://www.apple.com/trailers/fox_searchlight/night_watch/)」見れるのか〜!やった〜!そういやソビエト映画回顧展のSF、いかにゃ。

俺は何でも観る男(カフェ・ド・鬼)

http://www.godard.jp/ourmusic/godardinterview2.htmまあ既に時間の経った話題ですが、今日退院したんだから仕方ねえ。ハスミンが「黒沢清 映画史」の出版イベントかなんかで語ったとき(なんに収録されてたっけなあ)「ロメロもフーパーもカーペンターも観…

うそ?釈放?

「血小板、数値が上がったから伊藤君、退院していいよ」昨日の今日でそう言いますか。「白血球はグランの皮下注(ヒカチュー。ポケモンみたいだが、「ヒカチューゲットだぜ」とか言い換えてみるとサトシがオーバードースしている感じがして楽しい)でまあ上…

松坂慶子か

もうだめだ、と思った嘔吐地獄を抜け、本日退院の予定、ではあったのだけど血小板がたりないと言われて今週は御茶の水に軟禁とあいなりました。そう、ダリーです。血小板を食うと言えば、ダリーです。ではなく、当然ながら抗がん剤の骨髄抑制によるもの。こ…

お知らせ

実は退院したあとあたりからメールが受信できなくなっております。コンタクトの方は locus_solus@mail.goo.ne.jp(@とジェーピーを全角にしてあります)。 までどうぞ。

清原inアキバ

http://www.nin.com/current/8/12の写真。萌え萌えランドの王子様、トレント・レズナー。オノデンのネオンがまぶしいぜ。正直に告白すると、With Teeth、「う〜ん、いいんだけど、無駄に明るくてひょっとしたらアルバム一枚つかってプラクティカル・ジョーク…

サマソニ2005

昨日はコミケ(来てくださったみなさんありがとうございました。おかげでCD-romのほうは完売しました)、今日はサマソニ。さすがに疲れた。マッドカプセル→ディープパープル→スリップノット→NINという感じでずっとマリンスタジアム。しかも障害者になってか…

リファ

ジューリアにやってくれ、で数日前の日記に来た人がいた友達になりたくないようななりたいような

ヒトラー 最後の12日間

とにかくゲッベルスが立ちすぎ。顔とか顔とか顔とか。本物のゲッベルスの写真はふつうに整った顔で、こんなに異様ではない。見ているあいだこの役者なんなんだ、と思いながらずっと楽しかった。「マインフューラーがね、マインフューラーがね、わたしに避難…

朝起きて思ったこと

世界陸上ヘルシング大会。思いついただけ。特に意味はない。でも凄そう。アンデルセンとか。

なにしよっかな

出るの?と聞かれたのでお知らせ。御存知のとおり、どうしようもない事情(思い出せば4年前、はじめて告知を受けたときも当選したのだった。このときは出れなかった)によって新刊は出せません。ですが無駄にするのもなんなので、ブースには座ってることに…

連想

サイコドクターぶらり旅で、衝撃的なニュースを知る。 耳の後ろにつけた電極から弱い電流を流すことによって、前庭感覚を刺激し、歩行方向を誘導するという 「はわわ、止めてくれ、足を。止めてくれ」「自分で秘孔を突いて止めてみろ」 最近こんなことばっか…

only

最初iTuneかパワーブックのCMだとばかり思ってた、NINの「Only」のPVって、フィンチャーだったのか。 http://www.nin.com/visuals/index.html

亡国のイージス、という小説

最初に読んだとき、これなんかに似ているなと思った。それは「アビス」、といってもキャメロンの映画ではなく、オースン・スコット・カードのノベライズのほう。これは「ノベライズ」といっても脚本をもとに撮影にもつきあいながらカードが書き上げたもので…

亡国のイージス

亡国のイージスは危険な映画である。というよりもギリギリの映画であると言ったほうがいいのかもしれない。どのへんがギリギリかというと、「よく見ろ日本人、これが戦争だ」という台詞でも、先守防衛について語る寺尾聰でもないし、右とか左とかいった政治…