トークショー

http://www.books-sanseido.co.jp/blog/jinbocho/2009/01/116.htmlというのがあるらしいですよ。http://www.tsogen.co.jp/np/oshirase.doこちらで見ると、円城さんも登場予定。

今年も宜しくお願いいたします

とりあえず、生存報告させていただきます。去年はたぶん、今まででもっとも際どいエリアに近づいた一年でした。 年末 ガンマ線ナイフで入院 元旦 謎の嘔吐と下痢で6日まで入院 と年末年始は入院で潰した伊藤です。皆さんの年末年始は如何お過ごしでしょうか…

テレビに出ました

ミステリチャンネルの「ブックナビ」のコーナーの収録に行ってきました。http://www.mystery.co.jp/original/booknavi.php多分1月放映予定。あとSFマガジンにインタビューが載ります。聞き手は佐々木敦氏。

やっとまともに役が付いたよ,という話

たまたま飯を食いながらテレビを観ていたら「相棒」というドラマがやっていて、実はそんなに観たことはなかったのだけれど、いきなりバイオハザードだのP4(劇中では『レベル4』という言い方をしていましたが)施設だのNBC部隊だのが出てきて、こんな…

貧血な俺の仕事

最近、退院してから自分が貧血であることを自覚させられている。5分も歩けば心臓ばくばく、息切れが激しく、血が少ないというか薄いぶん鼓動の数で補っているらしく脈拍は正常でも100は行くのだが、血圧となると上90下50という低血圧をさらけ出す。立ち上が…

ではなぜ

ガメラそれ自体のフィクショナルな存在にツッコむ人がおらず、ダークナイトのバットマンに違和感を覚える人がいるのかというと、実は単に慣れの問題である、となってしまう。日本には「怪獣文化」があり、アメリカには「ヒーロー文化」がある。実は単にそれ…

リアル漫画映画としての「ダークナイト」

「ダークナイト」がリアルであればあるほど、バットマンの金持ちっぷりや秘密兵器やジョーカーの手際の良すぎさに違和感を感じる、という人がいる。ぼくはその意見にもっともだ、と受け入れつつも、なぜ自分はそのような違和感を感じなかったのかをひたすら…

退院しました

とはいえ、またすぐ入院するのだけれど。なんだかガンマ線ナイフというのを患部に当てるらしく、意味もなくわくわくしている自分がいる。CT、MRI、PET、骨シンチ、とありとあらゆる医療機器に放り込まれてきた自分ではあるが、今回は名前に興奮する…

病院から宣伝です

「一緒に死のう、この世界に抵抗するために――」 御冷ミァハは言い、みっつの白い錠剤を差し出した。21世紀後半、〈大災禍〉と呼ばれる世界的な混乱を経て、人類は医療経済を核にした福祉厚生社会を実現していた。誰もが互いのことを気遣い、親密に“しなけれ…

余談

http://www.de609.com/ 「ディファレンス・エンジン」と「キノトロープ」というヘア&メイクの店。 「ディファレンス・エンジン」は実在したからともかく、「キノトロープ」は……まあそういうwebプロダクションもありますが。名付けた人間がSFファンなのだ…

お仕事情報

SFマガジンのウィリアム・ギブスン特集にエッセイを書かせていただきました。わたしの文章はともかく、永瀬唯さんや菊池誠さんの文章は「ディファレンス・エンジン」ファン(いるのか?んなもん)には必読。

フェルメール展

というわけで、確かにあの人混みはどうにも嫌だと思いながらも行ってきたフェルメール展。 というのも、mixiのフェルメールコミュで「割と空いている」時間帯を教えて貰ったからなのだった。それは開館と同時、朝9時に会場へ入ることである。たまたま、11時…

デス・レース

さる方にお誘いいただいて(ありがとうござりまする)、「デス・レース」の試写会に行ってきたのだった。会場入口で渡されたチラシを見ると、製作総指揮と制作協力にロジャー・コーマンの名前が。前のってコーマン映画でしたっけ。そっかー、まだ生きてたん…

服従の心理

河出書房さんの「もうすぐ出る本」を見ていると、ようやくイーガンの「TAP」が12/3と載っているのだけれど、注目がもう一つ。アイヒマン実験でご存じミルグラムの「服従の心理」が山形浩生訳で出る。しかも今月。http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309…

で、なぜわたしが病院にいるかというと

隠すのもいろいろと面倒くさくなってきたので書いてしまうと、最近はてなの更新が薄味なのは(自覚しております)、私が現在、例の病気の再々発と五月あたりから戦っているからなのである。会社を一年休むと決めて、日常のほとんどを病棟のベッド周辺二メー…

ファン=メーヘレンと時代

病院にいると、テレビの他に見るモノもないのでだらだらとVAIOのワンセグを眺めていたら、「フェルメールの暗号」というフェルメール展合せの番組がTBSでやっていて、内容はまあ、ナチとかファン・メーヘレンの贋作とかそういうネタで持たせていたのだれ…

「強い物語。」

http://www.hayakawa-online.co.jp/news/detail_news.php?news_id=00000189といわけで、早川文庫の100冊」から小島さんが何冊かセレクトしておすすめの様子。元々早川のラインナップが王道なためでもあるのですが、われわれ古株の小島ファン(もう20年選手…

「ダークナイト」のアニメ並みに制御された画面構築力について

諸事情あって、画像がえらく汚くてすんません。さて、 Q:上の画像は「ダークナイト」の一場面です。それはどこでしょうか。 A:ゴッサム地方検事ハーベイ・デントのオフィスにいるゴードン警部です。 そうですね、で、問題は背景です。背景をよ〜く見てく…

スチームじゃない

昨日の日記にリンクしてくれたid:win-sch:20081019:1224403158を読んだり、wikiの「スチームパンク」の項目を読んだり、復刊された「ディファレンス・エンジン」上巻のオビに書かれた「スチームパンクを生み出した」という記述を読んでいて、どうやら世間で…

キャラは戴くが歴史は要りません

早川文庫の復刊フェアですが、レム、ティプトリーに次いでディファレンス・エンジンは売れているらしい、と教えてもらう。あんな読みにくい小説がどうして、と思って(まちがっても円城氏とわたしの意味不明な解説のおかげではない)、「ディファレンス・エ…

俺情報

新作の題名は「ハーモニー」になりました。早川Jコレクションから12月発売です。自分で言うのも何ですが、ちょっとだけ百合っぽいです。あと、宮部みゆきさんに推薦オビを戴きました(ありがとうござりまする)「虐殺」の増刷が十一月にかかります。

Body of Lies

の邦題は「ワールド・オブ・ライズ」になった模様。12/20公開か。意外と早いな。

「癒し系」としてのバートン

「ダークナイト」より「バットマン・リターンズ」のほうが好きだ、という気持ちはわからんでもない。ていうか自分のなかにもその気持ちは確実にある。しかし「リターンズ」が疎外者(フリークス)に注ぐ優しい、共感を込めた視点は、それを拠り所にした現実…

鉄男

アフガニスタンの山奥にいてアジア系の風貌を集めて置きながら、ハンガリー語を話す人間もいるという宗教不明イデオロギー不明の「テロ集団」、というより武装勢力というあたりが、この辺現実と切り離して愉しんでちょーだいな、という映画のスタンスを表し…

Another Way to Die

http://www.thirdmanrecords.com/完全試聴できてしまうボンド22「慰めの報酬」主題歌。 ジャック・ホワイト&アリシア・キーズ。ブロスナン時代の開き直ったド演歌っぷりとは明らかに別の方向へ舵を切っているのがわかる007主題歌。まあ「カジノ・ロワイ…

忘れてましたが

現在発売中のPCfan 10/1号 130ページ、「空想未来ミュージアム」にインタビューが載っていますです。実はこれ後編で、その前の9/15号にも「前編」が載っているのですが、諸事情在って告知するのを忘れていた次第。すみませんでした。どうでもいいことですが…

社会主義には猟奇殺人は存在しない故

チャイルド44 上巻 (新潮文庫)作者: トム・ロブスミス,Tom Rob Smith,田口俊樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/08/28メディア: 文庫購入: 30人 クリック: 1,008回この商品を含むブログ (225件) を見る大分前にリドスコが映画化権を獲得したという情報で…

m@stervision復活かよ!

http://www.ne.jp/asahi/hp/mastervision/ m@ster復活か? なんか久しぶりにテンション高くなった。よいことだ。

第一稿上げた

いま深夜3時。第三長編の最初のヴァージョンを上げた。 「ハーモニー(仮題)」これからがしがし書き換えていくのだが、とりあえず走りきったのはめでたい。あ、SFです。

どうでもいいこと

肉の万世とニューロマンサーは似ている。