興行師たちの夏
掲示板で知った。渡辺文樹の新作が、いつものように、そうであるべきであるように、そうでしかありえないように、日本の片隅で、ひっそりとゲリラ的に公開されはじめたらしい。
題名は「御巣鷹山」
あれを体験をしたものはすでに了解済みだが、このチラシが、映画的には「予兆」というやつである。宇宙人の到来を待つ暗雲、戒厳の始まりを告げる鳥の声。
そして、すでにそれをくぐり抜けたかたもいらっしゃる。
御巣鷹山を描きながら血みどろチャンバラになる物語展開が、非力な私にはまったく想像できない。
ちなみに、天皇暗殺を狙うテロリストとの攻防を描いた前作「腹腹時計」については、私は実際に観てレビューしておりますので、そちらを御参照いただければと。
追記:
どうやら中曽根さんの手下とチャンバラになるらしい。凄すぎる。