2008-01-01から1年間の記事一覧

犬様

押井が「いいとも」に出るというのは、何か新手の悪夢という気がしなくもない。

なぐさめの量子

とか直訳すると「しあわせの理由」みたいで、途端にイーガンっぽくなる、と思いませんか、「Quantum of Solace」、邦題「慰めの報酬」の予告編が解禁ですことよ。 ホワイト「きみに会いたいとずっと思っていたよ。きみのことはヴェスパーからよく訊いていた…

あるとこにはあるらしいよ

そろそろ第二版が出ているような気もするんですが、どこにも売ってねーぞという方はゲーム攻略本のコーナーに意外とあるらしいです。あとヨドバシとか本屋じゃないとこのゲームコーナーにも。漫画やアニメの本のコーナーにあることもあるらしい、てかむしろ…

リスカ王国

バレあり。周囲の評判がえらく悪いorぱっとしない、ヘンリー・ウォルトン・ジョーンズ・ジュニア(テレビ版のお陰でロレンスからレーニン果てはカフカまで20世紀の偉人にはすべて会っていることになっている奇人)教授四度目の劇場サイズの冒険を視てきたよ…

お仕事情報

http://www.seidosha.co.jp/index.php?%A5%B9%A5%D4%A5%EB%A5%D0%A1%BC%A5%B027日発売「ユリイカ」スピルバーグ特集に、「侵略する死者たち」というエッセイを寄稿させていただきました。 スピルバーグと死者と歴史についての話。

逆上のシュライク

「シュライク」というとSF者は問答無用でハイペリオンであり、ミリオタにとってはAGM-45なわけですが、今回はシュライクの和名、すなわち百舌のお話でございます。百舌谷さん逆上する 1 (アフタヌーンKC)作者: 篠房六郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/…

ATOKの辞書にスターリングラードの文字はない

ATOKで、「スターリングラード」と入力しようとするとスターリングラード≪地名変更→「ボルゴグラード」≫とか変換候補で親切に教えてくれる!毎回! ふざけんな!スターリングラードはスターリングラードなんだよ! 二人に一人しか銃を渡されず、後ろには督戦…

野田さんの思いで

だいぶ時期をはずしてしまったけれど、こちらにも書いておこうと思う。私がWEB屋として業務委託(まあ、派遣だ)を受けている会社の上司は、お父様が電通のかなり、かなり偉い人だった。上司の方は軍ヲタで、年は離れていたが「軍事研究」とか会社に持ってき…

インディ・ジョーンズ 神々の都

以下の内容は、映画「ミスト」に関するネタバレを含んでおります。 君は弾丸を四発持っている。 アナーキズム したいようにしろ 民主主義 リーダーを投票で決め、その人間が執行する 資本主義 弾丸をオークションにかける 独裁主義 全員に何とか自決する方法…

本日から

METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/06/13メディア: 単行本購入: 34人 クリック: 919回この商品を含むブログ (84件) を見るというわけで、本日、ゲームとともに解禁でございます…

慰めをくれ

http://www.sonypictures.jp/movies/quantumofsolace/大分遅い話題ですが。「慰めの報酬」まあいいんじゃないでしょうか。クォンタムなんてトゥモローとかネバーとかダイとかわかりやすい英語じゃないし、そらどうしよーもないよなー(つーかそもそも「ナッ…

死刑台の上でのミュンヘンとメタルギアの出会い

まず、いきなり宣伝ですが、6/27発売の「ユリイカ」7月号、スピルバーグ特集において、数ページのエッセイを書かせていただきました。いただいたお題が「A.I.」「マイノリティ・リポート」「宇宙戦争」という21世紀のスピルバーグSFについてだったのですが、…

Metal Gear Solid Final Trailer

「ハリウッドトレーラー」と小島さんが言うとおりの映画予告風。リキッドがとてものびのび楽しそうでよいのお。まるで長い下積みを終えてブレイクした演歌歌手のようだ。母さん嬉しいよ。というわけで、6/12発売、ノベライズのほうも宜しくお願いいたします…

「肉欲判定」は単純に凄いと思うのだが。

速水螺旋人の馬車馬大作戦作者: 速水螺旋人出版社/メーカー: イカロス出版発売日: 2008/05/12メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 41人 クリック: 840回この商品を含むブログ (76件) を見る会社の帰りに、新宿の紀伊国屋Forestで確保したんですが、レジで…

「The D"o"rk Knight」

向こうの人の隠し撮りなんで、すぐ消えてしまうかもだぜですが、「ダークナイト」のちょっと変わった予告編。タイトルも「闇の騎士」ではなく「おバカ騎士(とか、あるいはジョーカーさんなら「ち○こ騎士」ぐらいかしら)」になってます。 内容はジョーカー…

フランスから

http://mgworld.free.fr/news/index.php/20080421/snake-bouquine/おお、フランスの人からTBされとるな。さすがMGS。

ゲームと思想

この前、ある場所でとある方とお話させていただいたときに、エロゲー(というか、ノベルゲーですか)が批評的な場で語られたのって、結局、お話だったからでしょと、ふと思ったのでした。たとえば、あくまでたとえばですけど、ゲームのインターフェイスの変…

BOX ART 対決

この画像が何かと申しますと、タイトルが書いてあるから間違いようがないんですが、しかし間違っている気もします。でもやっぱりイースIIIです。ジェネシス版です。イースから来たワンダラーです。 ただし、トリコロールにすればどんな形であれそれっぽく見…

敗北を噛み締めて

劇場に行く前に言っておくッ!おれは今やつの映像をほんのちょっぴりだが体験したい…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!『おれは映画を見ていると思っていたらいつのまにかトイレで吐いていた』…

「メタルギアソリッド ガンズ・オブ・ザ・パトリオット」

http://www.kjp.konami.jp/gs/hideoblog/2008/04/000272.html確認したら、この回だけで「躁Death姐」「SAWで脛」「Thorですね」と20回もほざいている俺サマー。主体性ゼロ年代、Mr.イエスマン。いや、別に無理して相槌打っているわけではなく、本当にそうだ…

ただのOpenTypeには興味(ry

会社の私のマシンには、モリサワのフォントが入っている。というわけで、外注先に見せる用のページのラフ案をPSDで作成しているとき、手書きっぽいフォントを探しながらテキストをレイアウトしていたら、モリサワフォントの中に「はるひ学園」という名前のフ…

ワインと人質

先日やっと観た「潜水服は蝶の夢を見る」で、脳梗塞で閉じ込め症候群に陥った主人公の見舞いに、ある男が訪れる場面があった。「自分の中にある人間性にしがみつけ」と主人公に助言する彼・ルッサンは、かつて主人公に席を譲ってもらった飛行機がハイジャッ…

久し振りにお休み

はじめての確定申告を終えた。医療費がものすごいので、いくらか帰ってくる予定。 あるお仕事にひとくぎり(まだあるけど)。 なので、久し振りに映画を見に行きました。「ジャンパー」「バンテージ・ポイント」「ノーカントリー」の3本。一日に3本見るのが…

すかるの

ネットをさまよっていて、「インディ・ジョーンズ:クリスタル・スカルノ王国」と普通に間違えている人を見つけた。音は間違っていないが。インドネシアを舞台に、スマトラに流された時代のスカルノが築いていた秘密の帝国をめぐり、ヘンリー・「インディア…

久々にアレな文体で書いてみる。

バレンタインに何も書けなかったので。第1のルールは、「押井守、佐藤大輔、岡部いさくの226アワー」についてはwebに内容を書いてはいけない。第2のルールは、「押井守、佐藤大輔、岡部いさくの226アワー」についてはwebに内容を書いてはいけない。という…

いきてます

生存報告と化しつつあるような気もしますが、今月を抜ければなんとかなるかも、ならないかも。今月は800枚も原稿書きました。映画がまるで観に行けてません。辛いです。というわけで現在発売中のSFマガジン4月号に掲載頂きました 「From the Nothing, With L…

最近何をしていたかというと

出勤しようと朝家を出て、病院に立ち寄って血を採ったら、白血球は500しかないのであなたは外に出られません、といわれ、そのまま家に荷物を取りに帰る事も許されず、入院するなどとは思っていなかったので一冊の本もなく、ただただ病院に閉じ込められており…

ツンデレ

アフタヌーンで始まった篠房氏の「百舌谷さん逆上する」が、壊滅的に面白いですね。ギャグの合間に嫌な感じで生々しくなるのが素晴らしい。あと、次回から話がどこへ行くのか、最後どこへ着地させたいのか、さっぱり見えない展開もドキドキです。余談として…

「クローバーフィールド」OP/ED

http://www.04-05.jp/HAKAISHA。凄いサブタイをつけられてしまいましたクローバーフィールド。もしかしたら巨大化したセガールがNYを破壊するという内容だったらどうしよう。DENGEKIでDAKKANな映画だったらどうしよう。かつて、「失楽園」のポスターを観たと…

お知らせ

http://www.hayakawa-online.co.jp/product/issue_schedules/book/list.html 「SFが読みたい!2008年版」に円城さんとの対談が載りますです。これ、最初は私の入院中、SF大賞の連絡待ちを兼ねて、病院で大森さんと塩澤さんと円城さんという組み合わせで…