2004-01-01から1年間の記事一覧

わたしたちは繁殖している

だとすれば、殺すか。やっぱり、殺しちまうか。あのユウユウを、サバイバルナイフで滅多刺しにして、真っ白な羽根を血だらけにして赤く染めてやるか。そうやって俺の手で、全部おしまいにしてやるか。 阿部和重「ニッポニア・ニッポン」 いや、ユウユウ殺し…

昨日も帰ってない

昨日は飲み会のあと、某氏の家にお邪魔して、彼が原稿でテンパッテいるという情報は聞いていたですが、そんなことは無視してどかどかとあがりこみ、彼のケーブルでひたすらアニメを見ていたのですが、 なんじゃこりゃ。 「美鳥の日々」にのっけからド肝抜か…

で、ロスト・メモリーズですが

とりあえず、今村昌平の出演が激しく謎。なぜ今村昌平。 なんで日本警察ことJBI(ジャパン・ビューロー・オヴ・インベスティゲーション)の持っている小銃がM4系なのだろうか。いや、そもそも「伊藤博文が暗殺されず、二次大戦に勝利した世界」で、なん…

とはいえ

その方に(お世辞とはいえ)「なんか書くとか、やったほうがいいですよ」とか言われると、その方のすさまじいアクティブさを前に(ほんとうに行動力のある方なのだ)自分のなかの臆病なうじうじした部分がちくちく痛められ、感覚のないはずの右足までもが幻…

体が臭い

タナボタでもらった「ロスト・メモリーズ」を観た後に、チケットを頂いた方と合流して酒を飲んでいたら帰れなくなり、そのままその方の家にお邪魔して寝ておそらく大きないびきをかき、その方には多大な御迷惑をかけたであろう昨日の日記の空白。 つーわけで…

キャシャーン

なんか、昨日とか散々書いてますが、いや、好きなんですよ。今日サントラ買っちゃったし。それで映画としての評価が覆るわけではありませんが、でもなんだかいい映画のような気もしてきた。どっちなんだ。 とりあえず、エヴァでおなじみ鷺巣詩郎さんのスコア…

というわけでいま「ドッペルゲンガー」の

スタッフコメンタリーを聴いているのですが、永作さんの起用は黒沢清本人の希望だそうだ。黒沢さんは永作さんファンであり、衣装合わせではニコニコしていたとか。なにげにミーハーである。 まあ、私も好きですが、永作博美。

ロジャー・コーマンとエロマンガ島

報道の人間から聞いたという上司の社員からさらに聞いた話ですが、ETA、いわゆるバスク祖国と自由、というやつです。列車テロですっかり有名になってしまいましたが、このETA、実は エタ と発音するのが正しいのだそうです。 というわけで報道の原稿は…

いま、唐突に気がついたのですが

「イノセンス」の原作は、攻殻1巻の「ROBOT RONDO」ではなく、 「獣たちの夜」 ではないですか。対象は「人形」ではなく「獣」ですが、はっきり言って内容同じだぞ。人間の側から見ているから違う物語に見えるだけじゃん。人間に似ている、人間に潜んできた…

どうでもいいが

「花様年華」今(25時55分)見ながら思うんだが、おれは「HERO」でチャン・ツィイーよりマギー・チャン派だったことを誇りに思うぞ、おれを老け専呼ばわりした貴様ら。チャイナドレスがよおおお〜(小林旭「ダイナマイトが150屯」の調子で歌うこと)。 いや…

それにしても

やはりだらだらした感じの文章だなあ。しまりがない、つーか、感動がない、つーか、堅すぎる、つーか。自分のサイトにのっけるまでの、だらだらした思考ののたくりの記録という感じになっていくのかしら。

キャシャーン

http://www.eiga.com/review/casshern.shtml 本音を隠さず嘘はつかず、読んだまんま受け取れるけど、上手い具合に波風たてない柳下さんの文章。すげえなあ。エディプス云々の「見ればわかる」部分は抜きにしても、「みたまんま」を書いているだけで「だから…

キャシャーン(昨日の続き)

は、気が向いたら今日帰ってから書く。というか、これからが本文で昨日のは前座だったりする。とはいえ、先週からひたすらタク送が続いているのはどういうわけだ。26時以前に帰れた記憶がないぞ。

クオカード

貯金が絶望的な状態になりつつあって、どこにどう使ったかさっぱり覚えていないのだけど、とにかく人生設計感が限りなく低い残高を見るに、ここは一発節約モードと決意したそばから、明日22日には ドッペルゲンガー シンドラーのリスト 攻殻機動隊 S.A.C. 2n…

amazon:スポーツ批評宣言あるいは運動の擁護

蓮實重彦曰く、 草野球は醜い。 さらには その凡庸さはほとんど井ノ頭線の域に達している。 本屋でたまたま開いたページがここだったので、即買い(ISBN: 479176109X)。 というわけで、元総長の暴走ぶりはとどまるところをしらず、これがどうやら自分の草野…

はてないじり

うーむ、ヘッダってのがソースのどっからどこまでなのかがよくわからん。有志さまのヘルプを見に行ったら運悪くその方のダイアリは終了してしまっているようだし。CSSも、h1とh2に{font-family:"平成明朝" "MS 明朝" serif}をかけているのに、OSXのIEじゃ…

アニメ

「R.O.D」のテレビ版見始めました(小説や漫画は知らんです)。・・・が、14話の総集編がいちばん面白いのはどういうわけだ。大風呂敷具合がグロテスクですらある「ジェントルメン」の設定萌え。テレビしか観ていないので、唐突にああいう設定が出てきたのが…

それこそが問題だったのです

ところが、ここまで書いてきたことは、この映画が映画としてどうか、という評価にはまったく繋がらない。 映画としてのキャシャーン、それは、破綻することも空回りすることも許されなかった、単に「下手な映画」という問題に落ち着いてしまうのだ、なんとも…

で、この映画のどこが好きか

ということをまず書いてしまうと、それはなんといっても、デザインということになる。ぶっちゃけ、庄野晴彦の仕事だけ。 庄野晴彦という名前は、「GADGET」で強烈に記憶に遺っていた。「メルチメディア」という言葉がまだ現役だった時代の、バブリーな表現形…

で、キャシャーンですが

好きか嫌いか、という話だったら「好きだ」というだろうし、実際好きな作品ではあるのだけれど、いい映画か、といわれるとはっきり「よくない」と答えるだろうな、と思う。好きな理由はわかり過ぎるくらいにわかっているし、それがあまり「映画」という表現…

というわけで

こちらには「キネマトリクス」のフォーマットには入らなかったりする、だらだらした感じの文章を書きつけていこうと思っております。気合い入れて書いているのはウェブサイト「スプークテール」のほうの文章なので、まとまりのあるものを読みたいというかた…

キャシャーン

前日であんなこと書いておいて、舌の根も乾かぬうちに、今日夜なんか書こうかしら、と。

はてなを導入してみる。

日記、というものからぼくはいかにも縁の遠い人生だった。3年前に癌を患って、あんたいちおー死ぬかもしれんよ、わたしが助けるからんなこたならないけどね、と恩人である先生に言われたときは、自分が結婚もしておらず子供もなく、この世に自分が生きてきた…