ホンマモン@ホドロフスキー

塚本ナイトに行ったけれど、その前の予定の結婚式の2次会が2330時まで延びたために、「HAZE」を見ることかなわず(というわけで、「普通サイズの怪人」「電柱小僧〜」「東京フィスト」「バレット・バレエ」と20世紀のツカシン映画ばっかになってしまった)、塚本監督のティーチインから入るはめになって質疑応答の場に入って行く遅刻した生徒とでもいったような風情の自分がとても恥ずかしく、しかも前が結婚式の2次会だったために一張羅だったため場違い感倍増計画。ちなみに、その結婚式でお会いした会社の元同僚の奥さんが日本人っぽくない美人さんで、だけど誰かに似ているなあ、誰だろう、とずっと結婚式の間気になっていたんだけど、映画館に入ってから思い出した。藤井かほりさんに似ていたんだ。

塚本さんがホドロフスキーの家に行ったときの話というのをしていて、2階への階段の下の物置スペースのような場所が瞑想スペースだとホドロフスキーに聞かされ、そのちいさな扉を開くと、そこにはポツン、と一冊だけ書籍が置かれていた。

それは、いろいろな死に方をした死体の写真集だったそうだ。

階段下のからっぽのスペースに死体写真集が一冊置かれた瞑想室。

割と引いたツカシンさん。そのとき、「自分もグロテスクなものを撮る方だと思ってたけど、どっちかっていうと、乱歩とかああいう、怪奇趣味の系譜であって、ホンマモンっぽいホドロフスキーさんとはちょい違うんじゃないか」みたいなことを感じたんだそうです(要約)。

しかし、久しぶりに「東京フィスト」をスクリーンで見たが、やはり名作である。「セックスしてんじゃね〜よ!」は名言だ。

3/1のサイトプチリニューアルのため、忙しい日々が続き、3/2はその打ち上げで深夜まで飲み、3/3は結婚式(の2次会)にツカシンオールナイト、3/4は次郎長×2(山根さんのトークで、当然ハスミン御大も出席)、3/5は次郎長&力道山、となんだかまるで家で休めていないんですが、ここにきて自宅のMacが起動しなくなったので、なんかグダグダです。