「レディ・ジョーカー」

 を国際映画祭@オーチャードホールで見る。渡哲也の訛りが板に付いてない。國村隼長塚京三大杉漣岸部一徳、といい顔のオヤジがスクリーンを埋め尽くしているのは気持ちがいいものだ。いまは書く気力がないので後日書くかも、かかないかも。原作をえらく苦労して読んだ身からすると、こんなわかりやすい話だったっけ?と拍子抜け。ディテールを抜いたら高村作品ってシンプルなのかしら。

 観終えたあとぼんやりと、これは呪いについての映画だと思う。これまでの平山作品がそうであったように。

 オーチャードホールを出ると21時。真ん前のブックファーストはまだ開いている。というわけで「万物理論」を買って帰った。