芥川賞候補とお茶を、てかがっつり夕飯ですけど。

Projectitoh2007-07-05


円城さん、大森さん、塩澤編集長、と打上げ&打ち合せ。次の作品についての漠然とした話とか、円城さんの待機宴会はどこでやるか、とか。何人くらいくるのか、とか、まあこれは円城さんの話ですけど。待機宴会というものの空気を味わってみたかったので、顔を出させてもらうことに。

しかし、仮に受賞したら、SREのときと同じくSFマガジン8月号に載るやつが受賞後第一作ということになるんですよね、円城さん。円城さんは私にとって恩人のひとり(円城さんに勧められなければ、ぼくは早川さんに原稿を送ることも無かったでしょう)なので、受賞してくれると嬉しさも人一倍なのですが。

てかゾディアック話、続き書けてないね。すみません。

ガンダム的ゾンビ

円城さんらと飯を食ってて思ったこと。

「私は〜を読んでない」

という話をよくする人である、ということ。「ディファレンス・エンジン」は読んでない(SFセミナーのとき)とか。

実はスター・ウォーズを見ていない、というネタは映画ファンorSFファンの間で時折でるものですが、

ハマーン→ハーマンのミスに関して、

周りの人間と同じようにザクレロネタに笑い、周りの人間と同じようにギレン演説の物まねをしていても、実はガンダムを一話も見たことが無い、

というガンダム的ボディ・スナッチャー状態の人間がオタクの中には結構いるのではないか、という話をする。ぼくがそれに少し近いのだけれども。そのガンダムネタに対する反応は通常のガンダマとまったく同じに見えるのだが、内面は空洞である、という。オタクをしていればガンダムについての知識は嫌でも入ってくるし、断片で映像もそこらじゅう流れているから、そういうことが可能になる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%B2%E5%AD%A6%E7%9A%84%E3%82%BE%E3%83%B3%E3%83%93

これに倣って言えば、ガンダム的ゾンビ、という名前を与えたい。ガンダムクオリアが無い人間。ガンダムのハード・プロブレム。ガンダムという内的経験。「『ガンダム』を見る〜感覚の進化と意識の存在理由」。

夢は広がる。

アッパーなダウニーが好きだ

「ゾディアック」見て思ったのは、

やばい、いまおれ、ロバート・ダウニー・ジュニア好きすぎるかもしれない、

ということでした。「スキャナー・ダークリー」も素晴らしかったけれど、この映画のポール・エイブリー記者も素敵過ぎる。

え、「ラッキー・ユー」出てるの?
ドリューにダウニー?あんかアレな過去が共通しているといえなくも無いけれど、まあそれはともかくドリューもダウニーも見たい俺なら行くしかないでしょ。上映館すっげえ少ないけど。

あ、キッドマンがダイアン・アーバスやってる映画にも出てるじゃん!これぜんぜん見るつもりなかったんだけどなあ。行かにゃいかんのか。

どうでもいいが、「ラッキー・ユー」の公式はひどい。
http://wwws.warnerbros.co.jp/luckyyou/
ロバート・デゥバル、はないだろうよ。