「零原点」は勘弁してくれ
はNIN新譜「Year Zero」の公式サイトなのですが、ここのlisten to year zeroを押して、メールアドレスを入れると、なんと当の新譜をまるっと聴けてしまいます。しかも頭からお尻まで。となるとこれはもはや視聴ではないような。
ヘッドホンで聴かないと、これ楽しくないなあ。ノイズが気持ちいいので、さらっとPCやノートのスピーカーで流していると、音像がボケボケになっちゃう。
03のSurvivalismはわかりやすいけれど、好きなのはインストな12のThe Greater Goodと13のAnother Vrsion of Truth。歌ものだと10のGod Givenと11のMeet Your Masterかな。
笑えるのは13のThe Great Destroyer。最初はなんかNINやめてった人が作ったようなマイナーメロの(よくある)泣きロックっぽく始まるのに、途中の絶叫とともにノイズ地獄に突入。これは絶対ギャグだと思うんですが。
さて、このアルバム、プロモーションを「A.I.」のウェブプロモーションを担当した42 Entertainmentが担当してて、このアルバムのコンセプトである近未来社会(俺妄想の設定がCDアルバムにくっついてくる、というのはなんだか、ボウイの「アウトサイド」に登場した芸術探偵ネイサン・アドラーを思い出しますが)のウェブサイト、というのをたくさん作って、世界観型プロモーションを展開しているわけです
日本語記事:
http://doops.jp/2007/02/post_142.html
えーと、なんと申しましょうか。
なんだか、ひどく「エスケープ・フロム・LA」なんですが。
カーペンターの中坊的想像力に接近しつつあるトレントの明日は如何に。