1OO万ドルキッド

私がチェスのルールを覚えた(注:覚えただけ)きっかけというのは、お子様な頃に見た「ブレードランナー」なわけです。タイレルとエレベーターのセバスチャンのやりとりにしびれて「おううう俺もチェスやってちょっとかっこいいみたいになりたいぜ」な中坊神経が発動してがんばったわけです。ただ、周りに誰もできる人がいないんで、今に至るまでコンピュータとしか対戦したことがありません。これではセバスチャンとタイレルというよりもディスカバリー号でHALに慇懃無礼に弄ばれるボーマンです。「Queen to Bishop 6. Check.」「Nonsense. Just a moment.......Queen to Bishop 6. Ridiculous.....」みたいな知的な会話は私の能力とそういう環境の欠如双方によっていままでしたことがないわけです。「ナンセンス!」「リディキュラス!」死ぬまでに一度は言ってみてえぜ。

というわけで、「カジノ・ロワイヤル」を見てポーカーがやりたくなったというのは私が中坊の頃から何も変わっていないのを示すいい例になると思います。

いや、お茶の間ポーカーぐらいはやったことがあります。私がやりたいのは、お金を本当にかけるとはいわずとも、きちんとチップを用意したやつ、しかも映画でやってたようなテキサスホールデムがやりたいのです。

wikipedia:テキサスホールデム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%82%B9%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%A0

こういう、共有手札(コミュニティ・カード)を使ったポーカーがやりたいんです。お茶の間ポーカーにはない面白いゲーム性があるっぽくて、とても興味があります。そして何より、「レイズ」とか「オールイン」とか

口にしてみたい

のです(結局それかい、といいなさんな。私の欲望の核とはいつも「あの映画でやってたあんなジャーゴンをさらっと言ってみたいぜえええ」という至極単純なものであることがほとんなのです)。

だれかやらんですか?おれもまだぜんぜんわからんのだけど。