ミステリ攻略

というわけで、入院中にNHKポアロ翻案ドラマ「名探偵赤富士鷹」を見たことから始まった、ミステリ攻略週間継続中。ポォとかアガサ・クリスティとかコナン・ドイル(「ホムワトもの」って腐女子ジャンルがあるのをはじめて知りましたよ奥さん!)とかは別にして、人生で意識的にミステリを読むのは初めてだ。どちらかというと、食わず嫌いに近かったからなあ。しかし、新本格とか本格とかってなんじゃらほい。サイバーパンクとかニューウェーブとか、外から見るとSFのサブジャンルもこういう意味不明さを漂わせていたのだろうなあ。

いまのところ京極さんを数冊、笠井さんの評論と小説を数冊、いまは小栗虫太郎の「黒死館殺人事件」にトライ中。いや、なかなかいいもんですね、ミステリってのも。

あれれ、箸井地図+大塚英志+清涼院流水の「探偵儀式」の設定って・・・山口雅也キッド・ピストルズ」まんまやんけ。そうか、「探偵」という存在をポップな記号と化すまで陳腐化させる手法って、別に清涼院流水さんのJDCオリジナルじゃないんだな〜。