DVDの色は、空きチャンネルに合わせた〜

VAIO Type Tを買った。1月に出たTX73B。医療費とかもろもろ考えると苦渋の決断といえよう。抗がん剤って高いんだよ。シスプラチンとか一回10万くらいする。余談。

ファミレスとか通勤電車の中とかでも作業したいなあ、と思い購入を決意したのだった。アキバに行って購入。ところが。

DVD再生が砂のよう。ブロックノイズとかいうレベルじゃなくて、カントールの塵越しに、デルタフォースがオリンピックホテルに突入してるんだろうな、って感じの(あ、観ようとしたのはブラックホーク・ダウンです)黄色いもやもや。衛星放送のスクランブルみたいな。ちなみに外部DVDドライブからだと正常に再生。となると内蔵のドライブの問題かしら。ハードが原因だとやっかいだなあ。

とまあ、おいおいおい、のっけから初期不良ですか、なVAIO TypeTでごんす。

サポセンにかけたらファームをアップデートしろとのこと。ほうほうほう。で、先日の夜から今日の午前中一杯まで、ものすごく時間を浪費していろんなソフトウェアをアップデートしたところ、一応見られるようにはなったみたい。

でもカタカタとずいぶん動画がひっかかるなあ。5秒刻みでタイムラインに追いつく感じのスピードむらがえらく気になる。これだったら会社で使ってる3年前ののdynabook SS 1610のほうががずっと滑らかだぞ。なんもひっかからなかったし。再生ソフトの問題かしら。

というわけで、なんか釈然としないものが残る買い物でした。XPへのダウングレードも真剣に考えてます。パフォーマンスが向上するなら、ですけど。経験者がいらっしゃったらアドバイスくださいませんか。まったくもう。CeleronM443/1.2GHzじゃVistaって厳しいのかしら。

とはいえ、マカーな俺がひさびさにwin機を手に入れたわけで、これで何かPCゲームができそうなんですが。エロゲとか一本くらいやってみるべかなあ。

佐藤亜紀×仲俣暁生『「ミノタウロス」を語る』池袋ジュンク堂書店

に行ってきました。ミーハーなので、て言うまでもないか。佐藤さんの著書は、小説は「〜狼男爵」以外、エッセイ/評論については、「外人術」以外はすべて読んでおりますから(入手できないという事情による)、当然こういうイベントにはいそいそと足を運ぶわけです。はじめてだけど。押井さんが来ると聞けばロフトプラスワンにもヒルズにも行くし、小島さんが来ると聞けばヨドバシに行くし、黒沢清が来ると聞けばアテネフランセに行くわけです。そういうミーハーな人間でなんです。いまさら言うまでもないですけど。

まあ、アレです。あんなに話者との距離がない会場(カフェなんですが)だとは思いませんでした(ジュンク堂のイベントってはじめて行った)。会社終わってぎりぎりに受付に飛び込んだら(キャンセル待ちの方ごめんなさい)、話者(その時点ではどちらが座るのか不明)の隣の椅子しか開いてねえでやんの。いや、あれですよほら、部会に遅れて行くと、部長の横しか席が空いてなくて、下っ端が往生するあの感じ。なんで皆前のほうにいかんのか。まったく度胸のない。俺もか。いや、というよりみんな慎み深いのか。これじゃまるで俺が慎み深くないみたいじゃないか。事実だが。

というわけで、大蟻食様の左隣にポジショニングする羽目になった俺様は、緊張のあまり何も覚えていませんというのは大嘘で、図太く無神経を啓発しておふたりのトークを楽しんできましたとさ。ただ自分がビビっていたのは確からしく、話を聞いていても序盤は批評的な思考がなかなか起動しなくて往生しました。

でもその後、どういうわけか打上げに加わらせてもらったときは、さすがにドレッドノートに緊張して思考がストップしていました。あまりに緊張していたので、飯をがんがん食ってしのいでました。TRPGの話とタチャンカの話しか覚えてない。