2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

それこそが問題だったのです

ところが、ここまで書いてきたことは、この映画が映画としてどうか、という評価にはまったく繋がらない。 映画としてのキャシャーン、それは、破綻することも空回りすることも許されなかった、単に「下手な映画」という問題に落ち着いてしまうのだ、なんとも…

で、この映画のどこが好きか

ということをまず書いてしまうと、それはなんといっても、デザインということになる。ぶっちゃけ、庄野晴彦の仕事だけ。 庄野晴彦という名前は、「GADGET」で強烈に記憶に遺っていた。「メルチメディア」という言葉がまだ現役だった時代の、バブリーな表現形…

で、キャシャーンですが

好きか嫌いか、という話だったら「好きだ」というだろうし、実際好きな作品ではあるのだけれど、いい映画か、といわれるとはっきり「よくない」と答えるだろうな、と思う。好きな理由はわかり過ぎるくらいにわかっているし、それがあまり「映画」という表現…

というわけで

こちらには「キネマトリクス」のフォーマットには入らなかったりする、だらだらした感じの文章を書きつけていこうと思っております。気合い入れて書いているのはウェブサイト「スプークテール」のほうの文章なので、まとまりのあるものを読みたいというかた…

キャシャーン

前日であんなこと書いておいて、舌の根も乾かぬうちに、今日夜なんか書こうかしら、と。

はてなを導入してみる。

日記、というものからぼくはいかにも縁の遠い人生だった。3年前に癌を患って、あんたいちおー死ぬかもしれんよ、わたしが助けるからんなこたならないけどね、と恩人である先生に言われたときは、自分が結婚もしておらず子供もなく、この世に自分が生きてきた…