これが若さというものか

職場のサイトが Yahoo! Internet Guideweb of the year 2005 のある部門に入ったということで、デザイナーチーフ、編集長らと数人で、授賞パーティに行ってきた。

ベルファーレ。なんつーかバブリーな感じのする場所だ。クラブなど無縁の人生であるからして、mixiの中の人(30ですか。凄い)とかひろゆきさんとか、有名人が雁首揃える会場で、この中で同人誌描いてコミケに顔出しているようなボンクラは何人いるのだろうか、と漫然と考えてしまった。いや、間違いなく俺だけだから。

不思議の国に迷い混んでしまったオタク、といった風情のぼく。

なんというか、企画系の人が多いからかどうか、女性がものすごく多い。web業界というのは他の業種に比べて女性が活躍している比率がかなり高い業界なのではないだろうか。登壇者もかなり女性率が高かったし、Yahoo! Internet Guide 編集長(まあ、これwebじゃなくて雑誌ですけど)自体、女性である(ちなみに伴雅子さんはすごく若くて美人に見えた。遠かったけど)。有能な女性が多い業界にいるというのは、うれしいことであるが、そういう業界にあってもモテない人間はやはりモテないわけで。俺とか俺とか俺とか。毛唐の新興宗教の教祖の誕生日がどれほどのもんじゃい。それが今年は連休ってどういうことじゃい。俺を殺す気か。寂しさで人を殺すことはできるでしょうか。はい、できますよ。人は寂しすぎると死にますから!

思考にノイズが混じりはじめたので軌道をもとにもどすと、それら登壇者の中で、わが業界の1〜3位は平均年齢の高いオヤジ(編集長すみません)が雁首揃えて、他の部門にくらべて圧倒的に老けている。しょっぺえ〜。web業界自体の若さというか、むしろ我々の業界の老け具合というか。いやね、でもあの部門の1〜3位でいささかなりともxhtml+cssでコーディングしているのはウチだけなんですよ。

しかしねえ。やっぱ若い業界だよ、ここは。もうウチは負けてる。最初っから負けてる感じがこうなんとも。年寄りは若者には勝てない。

余談:
そのあと編集長に連れられていった飲み屋に、大木凡人さんがいた。髪を白く染めていたのだが、大木凡人が白髪にしたさまはまるで司馬遼にしか見えなかった

ちなみに、まだ間に合う印刷所ってあるのかしら。そう、まだ原稿終わってないんだよおお。