御心配おかけしました
第一ラウンド終了。左のはまだ残ってて、摘出した右の組織のバイオプシーを待って、手術か抗癌剤かのオプションを決定する予定。長期戦化しそう。
肺だけはやるもんじゃないですよ、みなさん。これ無茶苦茶痛いっす。クリーシイ、あんた肺撃たれてそれだけ動くのってあり得ないから。
現在自宅で療養中。お見舞いに来てくださった各氏に感謝。ここでは食い物以外の差し入れが面白かったので、ちょっと書いてみようかと。
- 友人の成田氏はみうらじゅんの「正しい保健体育」。読んだ後自分の考えが何もかわらない(それはとりもなおさずすでに俺自身がD.T.的イデオロギーに馴染み深いということでもあるんだが)ところがすばらしい本。自分の病となんのかかわりもないところが差し入れとしてはベスト。
Q. 先日,女子だけが体育館に集められて映画を見ていました。あれはいったい何を見ていたのでしょうか?
A. だいたいゴダールの映画ですね。ジャン=リュック・ゴダールかミケランジェロ・アントニオーニがほとんどです。
俺が思うに、AVに登場する女子の部屋に貼ってあるポスターもBlow UP率が高い。これは考察すべき事柄と言える。
しかし、これ中高生向けなのに執筆陣すげえな。刊行予定に小熊英二が入っている。題して「日本という国」。これめっちゃ読みてえ。小熊英二が中高生向けにどんな文章書くんだろ。
- 対照的なのが篠房氏の「シグルイ」全冊。あんたそれ癌患者に持って来るか。いや、ひたすら読んでましたが。読むとやっぱダメージ受ける。なんなんだ。
- DVDもあって、友人の神林氏は吉田喜重の「戒厳令」。あ〜これ欲しかったんだよな〜。
- 元同僚のNさんは「黄金の七人 1+6 エロチカ大作戦」これ傑作。
- 同僚の栗山君がなぜかPOPEYE。これをどうしろと。
というわけでみなさんどうもありがとうございました。ほんとに。