箱根は今日も雨だった

 というわけで職場の人たちと箱根に一泊旅行いうスーパーノーマルライフだったので、書くこと特になし。ヲタ的なトピックスとしては、大涌谷で黒い卵を食べながらロープウェイの谷間を見たとき、
「おお、これがゴジラとバラゴンが闘った風景か」
と感動したくらいですか。しかし実際の風景を見ると、あのゴジラvsバラゴンの場面は、このすさまじい空間的な広がりをまったく表現できていないことがわかる。雨ザーザーで、硫気がけぶってものすごい霧になり、パースペクティヴの雄大さを150パー増しにしていたというのはあるけれども。あの谷のすさまじい容積をあの場面はあまり表現できていない。

PLUTO(プルートゥ)

 箱根行きの車中でビックコミックオリジナルを買う。
 アトムのデザイン「こうきたか」というお手並み拝見的感動があったのだけれども、お茶の水博士ははっきり手塚治虫本人ですな。オリジナルのお茶の水手塚治虫。うーむ、そうきたか。

 ひたすら深刻な物語の中、名刺の名前でさりげなくギャグを炸裂させる浦沢直樹
お茶の水 博士」はないだろうお茶の水博士は。名前が「博士」なのか。

イベント

 箱根に出発する直前に紀伊国屋に寄って『映画の授業』刊行記念〜「映画は教えられるのか?」のチケットを買う。黒沢清塩田明彦高橋洋筒井武文万田邦敏、とあのへんの人たち集合みたいなイベント。本は面白かったです。しかし紀伊国屋のチケットスペースはいつ行っても寂しい場所だ。