「死んでいる」ジム・クレイス

円城氏と打ち合わせ。悪だくみのフィニッシュ。
成果は来月あたり判明。ある文庫に関係が。

円城氏が机の上でキティちゃんのぬいぐるみの衣装を剥く。
その剥かれたキティちゃんをうつぶせに転がしておくと、犯罪のにおいが濃密に立ちこめる。
「これは明らかにやばい」
確かに。

円城氏はMacBookAppleストアの封筒型の布袋に入れている。

学園ものを書く、という話になる。こういう話は通常篠房氏とする。
というか篠房氏と話すと大体「こういうの作りたい」という話にしかならない。
今回で言うと、Fateは学園物か、という話になり、
そこから夢が広がりはじめる。

アーサー王とかじゃなくて、佐藤とか吉田とか角栄とか戦後首相の転生と共闘する、というのは」
「おっさんですか」
「おっさんです」
「生徒会長選とか、政治の戦いになる」
ミッテランとかドゴールとか外人入れてもいいんじゃね」

というわけで、いい面構えのおっさんが転生した少女と、それを僕に従えた少年が活躍する戦後版Fateというのはどうでしょうか。