サイバーパンク・チョコボール
本屋で「史上最悪のウイルス」というなんのひねりもない題名の本を見かけた。SARSのドキュメンタリー。とはいえ原題も"China Syndrome: The True Story of the 21st Century's First Great Epidemic"なのだから50歩100歩だけれど。
まあ本は別にどうでもいいんだけれど、この著者の名前をみるとカール・タロウ・グリーンフェルドさんと書いてある。あれ、どっかで見たことなるな、このひと。てかギブスンがらみだったような。
というわけで「現代作家ガイド:ウィリアム・ギブスン」を引っ張りだしたら原稿書いてた。ぐぐると「あいどる」の書評とか見つかる。あああ、そっか、暴走族の本書いた人ね〜。
Speed Tribes:Days and Nights With Japan's Next Generation
http://www.amazon.co.jp/Speed-Tribes-Nights-Japans-Generation/dp/0060926651
「次世代ニッポンの昼と夜」か・・・ヤンキーも遠くなりにけり。
93年にWIERDに「オタク」について書いてる文章を見つけた。EFFにあるアーカイヴ。宮崎勤についてとか書いているあたり、時代を感じる。へえ、宅八郎にインタビュー取りに行ってるな。
http://www.eff.org/Net_culture/Cyberpunk/otaku.article
ちなみに、「taro greenfeld wiki」と日本のgoogleで検索すると、なぜかチョコボール向井が検索の頭に来る。
http://en.wikipedia.org/wiki/Chocoball_Mukai
「ムカイが最も知られているのはカール・タロー・グリーンフェルドの小説"Speed Tribes"に登場するキャラクター『チョコボンボン』として〜」
なんじゃそれ。読みたくなってきたな。
どうでもいいが上記のチョコボール向井のwikiをエキサイト翻訳にかけると、「happening bar」が「ナウいバー」と物凄い翻訳をされる。
2004年に、彼は、 東京「ナウいバー」、または風俗店でライブセックスショーを演じるので、逮捕されました。伝えられるところによれば、「それは私の仕事です」と言って、彼は警察に罪を認めました。
「ナウい」・・・。あと「それは私の仕事です」てとこもツボだな。