押井守、戦争を語る

Projectitoh2005-02-26

 まっぴるま。デイ・ウォーカーならぬデイ・トーカーということでもはや「Howlling in the Night」とは呼べなくなってしまったこのイベント。押井守監督、いさくタン、そして樋口監督(と主催の野田真外さん)というメンツで行われた毎年恒例行事ですが、今回は1300〜1800(実際には押し押しで1820ぐらいまでやった)という長丁場。とはいえ、面白すぎてあっというまの4時間でした。映画料金を考えれば、こんな娯楽性の高い時間で3000円は安い。

 例によっていろいろ差し障りがあるので、内容は書かないでとのお達しにより、来年も楽しみたい私はその勧告を守ることにいたします。が、ちょっぴり私がここ数年考えていた妄想にシンクロした部分があったので、次でそれについていろいろ。

 写真は会場に展示してあったB-29の模型。ドッグ・スレーということで犬ゾリマークを発注したはずの樋口さん。しかし押井さんは「てっきり犬小屋かと思ってた」とB-29機体側面のイラストは犬小屋でした。同様に「プルトニウム型を発注したのに」庵野さんが上げてきたデザインはがっつりヒロシマタイプ。なんだか周辺の意思伝達に問題がありませんか、樋口監督。

あそこまでやるんだったらヴァルター機関も載せればよかったのに、と押井さんに言われた樋口さん、「でも、庵野さんにも(福井さんにも)反対されたんで」というのが笑った。