ギャグだろうか
オタクの人には説明するまでもないが、死亡フラグとは何か、を一応説明しておくと、それはこのようなものである。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%bb%e0%cb%b4%a5%d5%a5%e9%a5%b0
さて、FFボケした世間に背を向けて、今日は一日かけて「エースコンバット:ザ・ベルカン・ウォー」をクリアしたわけだが、ラストに、俺が知りうる中でフラグを立ててから発動までのタイムがワールドレコードではないか、というキャラクターが登場した。
彼は、ラスト近くにおいて、きわめて唐突に(つまりそれを語るに充分なドラマ的準備をしないまま)
「基地に恋人がいるんですよ、帰ったらプロポーズしようと〜」
などと語り出す。ここですでにヒネリがなさすぎて面白すぎるのだが、こちらがニヤニヤしようと思ったら、
もう死んでいた。
爆笑。なんなんだこれ。むかしあかほりさとりのアニメで、川に落ちたカットの次が滝のカットで、その節操のなさに大笑いしたことがあったけれど、まさかエースコンバットでこんなことやられるとは思わなんだ。
パイソンに「プルースト要約選手権」ってのがあったけど、「死亡フラグ発動選手権」てどうですかね。純粋にフラグから発動までのタイムを競うの。映画だとズッカー兄弟あたりがもうレコードを叩き出していそうな気もしますが。
というわけで今日一日かけてクリア。今回はSAMが鬼過ぎ。親の仇のように地上からザクザク容赦ないSAM群。ドッグファイトよりも対SAM戦闘のほうが100倍疲れました。
ストレートな曲でストレートに盛り上げる(しかも後半になるほどコテコテに燃え系の曲を配置する)という技においては、エースコンバットチームがいまんとこ最強のスキルじゃないですかね。CDも売れているみたいだし(パッケージにペーパー入ってたりして、今回は最初からサントラ売る気マンマンですな)。これほど劇伴(というかゲーム伴ですか、この場合)に最適化した曲を書けるチームは、ゲーム業界でも珍しいんじゃないかしら。
ただ、なんつーか4と5の間みたいなテイストなんですが、薄味ですな。歴戦の戦士達が抱いた変革の意思にしては、マンガ的にヘボく青臭いのもNG(帆場や柘植のような絶望に彩られた彼岸系か、シャアや浅倉みたいに誇大妄想系であれば、納得が行くんですけど)。
まあ、ゲームはともかく、AWACSの管制が銀河万丈大伯爵なので、満足しました。ゲーム中ずっと万丈ボイスです。万丈がああしろこうしろと喋りっぱなしです。キャラの顔こそ出てきませんが(無線管制ですから)、もうずっと万丈漬けゲームです。万丈に浸りたいならエースコンバットゼロとメタルギアに限りますな。
イーオン
放置してたイーオン・フラックスの日記をなんとかしました。